

病院で働きながら転職活動ってできるの?

転職したいけど時間がないし、失敗したくない…
病棟勤務は夜勤があり業務量も多く、「病院を辞めたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ転職活動をしようとすると、求人を探したり企業とやり取りしたりするなど、多くの時間や労力を使いますよね。
この記事では、看護師が働きながら転職活動を成功させる3つのコツを紹介します。
記事の内容を実践すれば、効率良く転職活動を進めることができ、次の仕事が決まるまでの一歩を踏み出すことができますよ。

転職活動を成功させるコツは、
スケジュールを立てて、転職のプロの力を借りることです。
看護師が働きながら転職活動を成功させるコツ3選

看護師が働きながら転職活動を成功させるコツは以下の3つです。
- 希望条件や譲れないポイントを決めておく
- 転職活動の期間を事前に計画する
- 転職エージェントに登録する
自己分析をする
まず1つ目は、自己分析をして希望条件や譲れないポイントを決めておくことです。
- 希望職種(看護師、保健師、助産師)
- 勤務形態(日勤のみ、常勤あるいはパート)
- 業務内容(病院での外来勤務、企業での保健指導など)
- 福利厚生
- 勤務地
- 年間休日数
- 休みの取りやすさ
- 月収や賞与
- 昇給の有無
- 残業の少なさ
現在の職場と比較して、「条件をどのように変えたいのか」を決めることで、転職先を探しやすくなります。
また、仕事への価値観の軸が決まり、気持ちがブレることなく転職活動に取り組むことができます。
「夜勤なし」、「年間休日120日以上」といった自分の中で譲れないポイントを、スマホのメモ帳や紙に書いてまとめておくとよいでしょう。
転職活動の期間を事前に計画する
2つ目は、転職活動の時期を事前に計画することです。
転職活動では以下のことを行う必要があり、時間と労力がかかります。
- 情報収集・求人探し
- 書類作成
- 入職先への応募
- 面接・見学
- 退職の報告、引き継ぎ
希望条件に合う求人の有無や、面接日程の調整がつくかによって異なりますが、転職活動の期間はおおよそ3か月で計画しましょう。
「仕事が忙しくてなかなか面接ができない」、「退職までに時間がかかりそう」という方は、余裕をもって期間を4~5か月としてもよいでしょう。
転職エージェントに登録する
3つ目は転職エージェントに登録することです。
初めて転職活動をする方は、何から手をつけたらよいかわかりません。
そこでプロの力を借りることで、効率的に転職活動を行うことができます。
転職エージェントができること
・情報収集
・求人探し
・求人先との連絡調整
・入職先への応募
・履歴書の添削
・面接対策
時間のかかる作業を自分の代わりにやってくれる上に、添削・アドバイスも受けられます。
- 実際に筆者が登録して良かったエージェント会社
- ★看護roo!
・利用者満足度が96.3%を誇る
・履歴書の添削や面接対策などサポート体制が厚い
・求人先の内部事情に詳しい - ★看護のお仕事
・求人数が日本最大級の6万件以上
・友達に勧めたいサービスランキング1位
・LINEで気軽に相談できる
どのエージェント会社も担当者によって対応の良し悪しはありますが、基本的には丁寧かつこまめに連絡をとってくれます。

複数のエージェント会社を登録することで、より多くの求人を見れたり、比較ができるのでオススメです。
実際に、筆者がエージェントに登録して1か月で転職先が決まった流れについては、こちらの記事を参考にしてください。
転職エージェントを使わなくても転職はできる
転職エージェントの活用以外に、気になる求人を見つけて自分で応募したり、知り合いに紹介してもらって転職する方法もあります。
ただ、上記の手段が面倒、紹介してくれる知り合いがいない場合は転職エージェントを活用するのが効率的です。
働きながら転職活動をするメリット
在職中に転職活動をするメリットはこの3つです。
- 経済的な不安が少ない
- 年金や健康保険の手続きが不要
- 面接時に好印象を持たれやすい
経済的な不安が少ない
転職活動中でも収入があるので、経済的な不安は少ないです。
特に一人暮らしで預貯金が少ない方は、経済面の不安が大きいため、働きながら転職活動をすることをオススメします。
預貯金が生活費の半年~1年分以上ある方は、退職後に転職活動をしても経済面での不安は少ないでしょう。
年金や健康保険の手続きが不要
退職して働いてない期間があると、住所地の役所などで年金や健康保険の手続きをしなければなりません。
〉会社を退職したときの国民年金の手続き
〉会社を退職するとき│こんな時に健保│全国健康保険協会
ただ、退職して翌日から働く場合は年金手帳などの必要書類を転職先へ提出すれば、会社が役所への手続きを行ってくれます。
- 転職先へ提出する必要書類の例
- ・雇用保険被保険者証
・健康保険資格喪失証明書
・年金手帳
・マイナンバーカード
・源泉徴収票
・健康保険被扶養者異動届(扶養家族がいる場合のみ)
必要書類は必ず転職先から求められるため、準備しておきましょう。
面接時に好印象を持たれやすい
前職をやり遂げてから次の仕事に挑戦する意思が伝わると、「計画性がある人」と面接官に好感を持ってもらえます。
職歴にブランクが空かないことで、履歴書の職務経歴を書く際に困らないといったメリットもあります。
働きながら転職活動をするデメリット
一方で、在職中に転職活動をするデメリットはこの2つです。
- とにかく忙しく休みの日もゆっくりできない
- 上司に退職を引き止められる
とにかく忙しく休みの日もゆっくりできない
仕事終わりや休みの日を転職活動に費やし、とにかく忙しくハードな日々が続きます。
ただ、転職活動を頑張りすぎて職場に迷惑をかけないように、しっかり休むことも大切です。
例えば、「休みの日は午後から転職活動をする」といったメリハリをつけると、心身の休息に繋がります。
時短家電を使って、家事時間を短縮することも休息時間の確保になります。
〉【一人暮らし・共働きの方必見】生活を時短・効率化できる家電3選
上司に退職を引き止められる
なるべく円満に退職したい所ですが、どこの病院も看護師不足で、上司から退職を引き止められることが多いです。
特に転職先の内定を決まってから退職の報告をすると、引き止められてしまいます。
そこで、退職希望があることやその理由を前もって上司に伝えることにより、引き止められにくくなります。

退職理由は「今の職場ではできないこと」や「スキルアップ」であることを伝えると、円満に退職できますよ。
働きながらでも転職活動は成功できる!

看護師が働きながら転職活動を成功させるには、こちらの3つを実践しましょう。
- 仕事や転職の価値観の軸を決めておく
- 転職活動の期間を事前に計画する
- 転職エージェントに登録する
転職エージェントを活用し、転職活動のプロに手伝ってもらうことで、在職中でも効率的に転職活動を行うことができます。
転職エージェントに登録して、転職への第一歩をぜひ踏み出してみてください。
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