こんにちは、現役保健師のゆんです!
ブログを見ていただきありがとうございます😊
- 看護師を目指している方
- 病棟看護師で毎日残業がある方
- 残業を減らしてプライベートの時間を増やしたい方
前回投稿した【病棟看護師の1日の流れ】の続きで午後バージョンになります!
午前中の勤務についてはこちらをご覧ください🙌
病棟看護師って「業務量が多い」「残業時間が多い」というイメージないでしょうか?
実際働いてみて、イメージ通り業務量は多く仕事が終わらず毎日残業していました…😭
そこで病棟看護師を3年経験して習得した、効率的に業務を進めて残業を少なくする方法も合わせてご紹介します。
私はこの方法を実践して約1時間残業時間を少なくすることができました😆✨
この記事では病棟看護師の1日の流れを知ることができるとともに、残業時間を少なくする工夫・方法を3つお伝えします。
記事を読み終えれば残業時間を少しでも減らすことができ、プライベートの時間を確保して、より充実した生活が送れるでしょう😊

それでは本文にいってみましょう!
【午後】日勤帯の流れ

以前勤めていた病院でのスケジュールになります。
(あくまで急性期病院の1つの例です!)
13:30 | カンファレンス |
14:00 | 入院の受け入れ、手術や透析のお迎え |
16:00 | 最後のラウンド |
16:40 | 夜勤担当者への申し送り |
17:00 | 日勤帯終了 |
カンファレンス
午後の勤務で大体最初にあるのは「カンファレンス」いわゆる会議です。
以前勤めていた病院では退院カンファレンスや栄養カンファレンスがありました。
退院カンファレンスでは、医師、退院支援看護師さんやソーシャルワーカーさんが病棟に来て、介護度が高い・退院後独居でキーパーソンがいないなど、退院支援が必要な患者さんについて話し合います。
具体的には以下のことを話し合っています。
☑治療状況や退院の目途
☑退院先(自宅や施設など)の受け入れ状況
☑患者さんやご家族の意向 など
この退院カンファレンスを参加することで入院から自宅退院までの流れを知ることができ、今の地域包括支援センターでの業務に活かせているなと感じています。
👇こちらの記事に詳しく書いているので参考にしてみてください◎

また病棟看護師が参加することは少なかったですが、退院前カンファレンスというものがあり、患者さんやご家族、ケアマネージャー、訪問看護師なども含めて自宅退院に向けて必要な介護サービスを検討していました。
他には栄養カンファレンスがあり、病棟に管理栄養士さんが来て経管栄養をしていたり食事摂取量が少ない患者さんの栄養状態について情報共有し、栄養改善に向けて話し合いを行います。
食事の摂取状況や便の性状、検査データなど、身近でケアをしている看護師の意見も踏まえて食形態や栄養剤の内容を変更しています。
手術後や寝たきりの患者さんにとって栄養状態の改善は、生命維持や体力回復のためには必要不可欠なので、退院カンファレンス同様に重要な会議となっています🙌
入院の受け入れ、手術や透析のお迎え
大体14時頃より予定入院の患者さんが病棟に上がってきます。
朝の情報収集のときに疾患や治療予定などは事前に把握しているので、挨拶をしたら病棟の案内(お風呂や自販機の場所など)をしたり、病棟でのスケジュール(起床・消灯時間や食事の時間)の説明を行います。
病棟に薬剤師さんがいない場合は持参薬の確認も行います💊
(持参薬が多い人は結構時間がかかるんですよね💦)
入院患者さんの対応をしつつ、午前中に送り出しをした手術や透析のお迎えも行います。
手術室や透析室に迎えに行って申し送りを受け、病室に戻ってからはバイタルサイン測定等を行い、状態に変化がないか観察します。
手術や透析を行うと身体に大きな影響があるため、こまめな観察が必要となってきます。
入院患者さんがいて、手術や透析の患者さんもいると正直余裕がなくなりますし入院患者さんを待たせてしまうこともしばしばありましたね😅
ちなみに病棟を出るときは必ずリーダーさんに「手術室行ってきます」と一言伝えることを忘れずに!!
リーダーさんは病棟全体の状況を把握する役割であり、1人の看護師が病棟にいないことでその看護師の他の受け持ち患者さんのことをより意識してみなければならないからです。
私は過去に何も言わず病棟外に出て検査室に行ったことがあり、後でリーダーさんにひどく怒られたことがあるので皆さんは気を付けてくださいね😂😂
最後のラウンド
16時になると「日勤帯の勤務がもうすぐ終わる!」という時間帯です⌚
夜勤帯への交代前に、最後に受け持ち患者さんのラウンドに向かいます🏃♀️
患者さんの状態観察とともに、寝たきりの患者さんのおむつ交換や体位交換も必ず行います。
夜勤帯に入ると看護師の数が少なくなるので、比較的人数の多い日勤帯のうちに複数で行うケアを済ませたほうが夜勤帯の方への負担を少なくできます!
特に夜勤帯の看護師が怖い先輩だと、おむつ交換や体位交換、環境整備が十分にできていないと後で注意されるのでどんなに忙しくても必ずしていましたね(笑)
夜勤担当者への申し送り
16時半すぎになると、夜勤担当者へ申し送りを行います。
👇主に以下の内容を申し送ります。
☑日勤帯での患者さんの様子
☑治療や検査の状況
☑日勤帯で終わってない業務
☑夜勤帯でお願いしたいこと など
新人の頃は伝えたいことを事前にメモしてまとめていましたが、緊張して結局上手く言えないこともしばしば🤣
時間も限られているのでなるべくわかりやすく簡潔に伝えることを意識していました!
ただこればかりはすぐに身に付けられないので、毎回の申し送りが勝負でした(笑)
そして先輩から指摘されることなく、申し送りが終わったときには小さくガッツポーズをしていましたね✊✨
日勤帯終了
勤めていた病院は17時が日勤帯の定時でした。
これら全ての業務が済み、記録まで終わったら帰れます!!
受け持ち人数が少なかったり、土日で手術や検査がないときは定時に帰れることもありました。
ただ現実は、手術や透析の時間が大幅に伸びたり、急変対応があったりで17時に帰れることは少なかったですね😭😭
17時を過ぎても病室に行ったり、翌日退院を控えている患者さんがいると退院準備をしたり…
「どんだけ仕事あるの!?」と思っていました😱
ようやく椅子に座れたと思ったら、疲れ切った頭をフル回転させて看護記録を終わらせなければいけません。
ここでダラダラしてしまいがちですが(休憩室でお菓子食べるなど🍩)、早く帰るために記録に集中!!
記録が終わり次第、ささっと帰ります!お疲れさまでしたー!!🏃♀️💨
残業を少なくする方法

午前・午後ともに業務量多く、普通にこなすだけでは定時に帰れません💦
ただ、同じ業務量のはずなのに先輩って帰りが早いんですよね😲
そんな先輩の行動を見て、残業を少なくする工夫・方法を3つ考え実践していました!
ラウンドのときはパソコン付きのカートを使う
病棟看護師が受け持ち患者さんのラウンドをするときは、血圧計や点滴、内服薬などを持ち運ぶカートを使用しています。
私にとって残業を少なくするためには、このようなパソコン付きのカートを選ぶことが必須でした!

このタイプのカートを使うことで、ラウンドをしながらスキマ時間を活用して看護記録を書くことができるからです💻
前勤めていた病院ではすべてのカートがパソコン付きではなかったため、朝のうちにパソコン付きのカートを確保していました🤣
これだけで30分ほどは時間の節約になると思います💪
フリーの看護師や看護助手さんに協力してもらう
病院によりますが、フリー業務の看護師がいる場合、看護助手さんの業務内容によっては清潔ケアや入浴介助、検査の送りだしやお迎えを手伝ってくれます。
他にも物品の補充など細々とした地味に時間のかかる作業もやってくれるととても助かるんですよ😂
めちゃくちゃ忙しいときに「アルコール綿が足りない!!」ってときはイライラ増しちゃいますもんね…(笑)
新人の頃は他の人に頼みにくいかもしれませんが、フリーの看護師側から声をかけてくれたり、少し慣れてくると頼みやすくなるので、自分をラクにするためにも関係性作りが大切ですね。
(人に頼むのが苦手すぎて、自分で自分の首を絞めていた私より🤣)
同じチームやリーダーさんに報告・連絡・相談
前回の記事を読んでいただいた方には「また出た!🤣」と思っていることでしょう(笑)
残業を少なくするためにも「報告・連絡・相談」が大切だと日々実感していました。
報告をしなかったせいで抜けている業務がありまたやり直し、なんてことはしょっちゅうです。
特に経験が浅い頃は知識や技術が十分ではないので、業務が抜けることは多いですよね。
あれほど口酸っぱく「報告・連絡・相談が大事!」と看護学校の先生や病棟の先輩から言われていたのは、安全に業務を行うことに加えて業務を効率的に行うためでもあったのか!と実際に働いてみてわかりました。
(実感しないと物事をちゃんと理解できないタイプなんです😅)
まとめ

いかがでしたか。
「病棟看護師の1日の流れ」と「残業を少なくする方法」をまとめてみました。
今病棟看護師として働いている方や、看護師を目指している方の参考になったら嬉しく思います😊
病棟看護師の経験がある方は、少しでも共通点ありましたかね?(笑)
他にも仕事のことで悩む看護師や保健師に興味のある方へ、
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最後までご覧いただきありがとうございました🥰
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